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現状の相場での現金の扱いについて

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私は元々全天候型ポートフォリオを構築していました。

 

www.enjoy-investment.net

 

 

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ただコロナショック後の金利低下により、債券の購入メリットが低下しています。

 

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債券は現時点でかなり値段が上がっており(利回りが下がっており)、さらに今後インフレが進行した場合、債券の利回り<インフレ率になると債券を持つよりも他の投資商品を保有した方が良いことになります。

 

現状、及び今後の経済状況を見据えるとポートフォリオのメインから債券を外した方が良いのでは?と思うようになりました。

 

将来金利が動いて高金利時代が到来すると景色は一変し、債券投資に妙味が出てくると思います。こうなれば再びポートフォリオの構成を大きく変えるタイミングになると思います。

 

<現状のポートフォリオ

現在は

株式:60%

現金:10%

金:30%

です。

 

ヒントになったのは最近著書をリリースし、金投資流行に乗って名前が出るようになった江守哲さんのこの記事です。

media.monex.co.jp

 

ここで株式・現金・金の3分割投資法を紹介していたのですが、一番しっくりくるなと思いました。債券を現金にシフトし、しかもその現金を「株式と金の買い増し資金に充てる」というアイデアがこれからピッタリくると感じました。

 

配分比率はモハメド・エラリアンのポートフォリオ(株式:57% 、債券:16%、金:27%)を参考にキリの良い数字にしました。

 

現金10%はいざという時の防衛資金でもありますが、株式や金が調整局面に入った時や好決算・新高値を取ったときの買い増し資金にもなるので、マーケットの変動にあたふたしなくて済むようになったなと感じています。9月の調整相場でも慌てずに済みました。

 

今は債券よりも現金の方が使い勝手が良い分、価値があると思います。

 

しばらくはこの配分でやっていきます。