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【資産運用分析】生活を支える「資産運用の原理原則」について

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ここからしばらくは、資産運用についてシリーズ記事にしたいと思います。

 

2000万円問題をきっかけに将来の資産作りについて不安を感じた方も多いと思います。

図らずもコロナショックを機に若い世代を中心に投資を始めた方も多くなったときいています。アメリカでロビンフットという投資アプリ(問題だという声もありますが、アプリ自体は1株未満の購入もできたり日本でも是非導入して欲しいものではあります)」による株式投資ブームが起きたりと投資や資産運用に関心が集まってきているかもしれません。

 

そこで改めて資産運用に関する原理原則について整理してみたいと思います。

具体的には

・貯金、貯蓄

・投資資金の捻出方法

iDeCoなどの将来への備え

・財形貯蓄、持ち株など福利厚生的な資産運用

・NISA

・保険

・資産配分(ポートフォリオ

・資産を増やすプラスアルファの取り組み

についてそれぞれ原理原則はどうなのかを考えます。

 

<最初に結論を>

最初に結論だけ説明します。その後各記事ごとに解説します。

 

・貯金、貯蓄は必要最低限だけ残す。すぐに必要だと分かっている資金以外はフルインベストメントでも問題無し。

 

・投資資金は毎月の収入の15%〜20%を用意するのが理想。ただし無理のない範囲で取り組むのが良い。投資金額を決めて先取りするのがベスト。

 

iDeCoは資金拘束デメリットがあるものの5000円からでも取り組んだ方が良い。企業型確定拠出(企業DC)は会社が資金を出す分に関しては全額投じた方が良い。

 

・財形貯蓄をやるなら自分の口座で定期預金をやらなくても良い。既に定期預金をやっているのであれば財形貯蓄をやる必要はない。

 

・持ち株は取り組むインセンティブが良ければやっても問題ないが、インデックス投資などをやるのであれば効率が悪いのでやらなくて良い。

 

・NISAは必ずやる。投資の手間がかからない「つみたてNISA」がオススメ。毎月多くの投資資金がかけられる人や投資商品の特徴を理解している人は一般NISAでもOK。

 

・保険は状況によって変える。巷で言われるような高額医療制度があるから保険入らなくて良しという考え方が当てはまるのは若い単身世帯のみ。DINKSや子供がいる家庭はネット保険などで掛け捨ての保険は入っておいた方が良い。運用を伴う変額保険などは入らないようにする。

 

・資産配分、ポートフォリオは株式・債券・実物資産の3つに何らかの形で配分するようにする。よく分からないうちはプロの配分を真似しても良い。慣れてきたらマーケットの中長期的な動向を踏まえてバランス調整しても良い

 

・基本的に投資はインデックス運用iDeCo・NISAを活用しながら実施すればOK。理想の生活や目標にいち早く到達したいと考えているのであれば資産が減額するリスクを理解した上でリスク許容度の範囲で個別株投資など資産を拡大する投資を行う