今回の記事のベースは東大バフェット(@utbuffet)さんに教わった内容です。
そのメリット・デメリットとプラスαの部分を記事にしました。
<LINEスマート投資とは?>
FOLIOと連動してLINEが始めた投資サービスです(注:LINE証券とは異なるサービスなので注意してください)。
FOLIOは「テーマ別投資」をメインに売り出していましたが、他の証券会社と同様にロボアド(自動積立)投資サービス:ワンコイン投資を始めています。LINEスマート投資はこの2つを引き継いでいます。
<ワンコイン投資最大のメリットは「ポイント還元」>
今回紹介するのは「ワンコイン投資」です。
ワンコイン投資は毎週最低500円から積み立てる投資です。
他のロボアドのように投資先の調整はできず、決まった配分先に自動投資します。
ざっくりですが株式1:債券3:コモディティ0.5ぐらいの比率です。債券が多めなのでディフェンシブ運用です。株式もVTI,VEA,VWOの3つに分散するため、全世界に投資する形になっています。
運用方針としてはパーフェクトではないですが、十分分散されていて悪くないと思います。
でもそういったこと以上に魅力的なのは「ポイント還元」です。
LINEスマート投資のワンコイン投資は購入時にポイントが付与されます。
LINEは毎月のLINE Payでの購入状況に応じて「最大2%」還元されます。
この条件を満たすのは月10万円です。
このため10万円をワンコイン投資に注ぎ込むとその時点で2000ポイントを得ることができます。投資タイミングは1週間に1回なので1ヶ月に8000ポイント、1年間で約96,000ポイントを手にすることが可能です。
<デメリットは?>
ポイントだけを目当てにした投資をする人が増えればLINEにとっては面白い話ではないと思います。キャッシュレス決済に関しては各社しのぎを削っており、最大2%還元というLINE Payの切り札は「いつまで継続するかは分かりません」。
やり方次第では20~30万円を繰り回しすることで、最大限ポイントを得ることができます。ただこれが未来永劫継続する訳ではないことは注意しておかないといけないですし、売却タイミングとポイント付与のルールなど改悪の可能性は常に認識しておく必要があると思います。
つまりLINEからのアナウンスに注意しておかないといけないというのがデメリットです。
<得たポイントを再投資する方法>
LINEポイントはLINE Payと連動していないため、LINEスマート投資に再投資できません。現金化もできません。
再投資した方が複利効果が高いため、できれば再投資してポイントを得つつ投資効果も上げたいところです。
少々面倒ですが、再投資するためには以下の方法があります。
・LINE証券口座を開設する
・LINEポイントを使ってLINE証券に投資する
・売却して現金を引き出す
・引き出した現金をLINEスマート投資に投資する
LINE証券のところで止めるでも良いと思います。LINE証券でS&P500などインデックス投資をするでも良いと思います。毎週2000円ずつ積立投資するイメージです。
今は少しでも余剰資金があれば投資をしたほうが良い時期です。
一定額の余剰資金があるのであればこういったやり方もありますよということで何かのお役に立てれば幸いです。