個別株の投資方針が整理されたのでグロース投資の投資先を検討しています。
元々投資していたのは
・アップル
・VISA
・コカコーラ
・P&G
です。この中でコカコーラとスターバックスは株価が伸び悩んでおり、自分が買った価格を下回っていました。EPS(1株当たり利益)の動向や取り組み状況から言っても「長い目で評価すべき」銘柄なのでグロース投資からは除外。
P&Gは配当に注目されがちですが、ここ数年は収益が右肩上がりで伸びており成長性もまだ期待できます。
ただハイテク株ほどの成長性とまではいきません。
VISAを始め決済インフラを押さえている企業はこの先伸びていくと思います。不安要素は仮想通貨ですが、まだリブラのような決済の代替手段としての仮想通貨が世間に浸透するまでは時間が必要でその間VISAの優位性は維持されると思います。
決済インフラは他にもマスターカードがありますが、既に押さえている点を考慮し1つ目の選択肢はVISAです。
そしてやはり
この2つの銘柄の伸びは物凄いものがあります。
細かく下げる局面はあるものの、1年を通じてほぼ右肩上がりでした。
ハイテク銘柄の巨人にまずは託します。問題はどちらを選ぶか。
両方を選ぶという案もあります。
共に成長性をまだ残していると見ています。
アップルは
・ハードウェアからサブスクリプション、サービスにシフトした収益モデル
・対中貿易戦争の影響低下
・ブランド力が引き続き堅調である点
・クラウド(Azure)がこの先台頭する可能性が高い
・アップル同様にサブスクリプションビジネスを軸とした収益モデル
・ブランド力は引き続き堅調
ということで伸びがまだまだ期待できます。
一方でアップルは株価が過熱気味とも指摘されています。
個人的に好きな企業、期待している企業ですが一旦様子をみようと思います。
という訳で2つ目の選択肢はマイクロソフト(MSFT)です。
EPSは
2018年:2.13
2019年:5.06
という驚異的な伸び。グロース投資先として適していると判断しました。
もう1つはまだはっきり決まっていないのですが、ヘルスケアセクターの成長銘柄に投資したいと考えています。
理由は
・ハイテク銘柄への一極集中はハイリスク
・ヘルスケアは将来性が非常に高いセクター
という点です。ハイテク以外に将来のニーズが高まると見ているのがヘルスケアです。
<ヘルスケアセクターの将来性とは?>
・超高齢化社会の到来
・健康志向のさらなる高まり
・途上国、新興国でも着目される分野
需要が高まる材料が多いです。
懸念は「規制」です。生命・健康に関わるため規制がかかる可能性があります。例えばジョンソン&ジョンソン社が販売したベビーパウダーにアスベストが含まれていたという報道があり訴訟に発展しています(含まれておらず、訴訟に関しては今のところ大きな影響は与えていません)。
ハイテク銘柄も技術力の向上が常に求められており、これがリスクに繋がるので全く安全なセクターはないと見るべきでしょう。
ただ大統領選挙の動向には注意する必要があります。理由は一部の候補者は国民皆保険制度の導入を検討しており、これがヘルスケアセクターに逆風になるからです。
ということでヘルスケアで成長性の高い銘柄
・メルク
・インテュイティブザージカル
・ブリストルメイヤーズスクイーブ
・ダナハー
といったところを気にしています。