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投資方針の整理〜王道銘柄に長期投資することを軸にする

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投資を本格的に始めて約2年が経過しました。

この2年で様々な投資方法に取り組んできましたが、コロナショックなどのアップダウンも経験できたことでだいぶ自分のやり方が定まってきたかなと思ったのでここで整理したいなと思いました。

 

<様々な投資方法の特徴から向き不向きを考える>

自分のライフスタイルに適さないと思ったのは

・短期投資

スイングトレード

先物

・オプション

・タイミング投資

です。

 

短期投資やスイングトレードはごく短期間に売買を行います。

チャートなどから投資に適したタイミングを探り、売買を完結させるまで相場に張り付く時間が長くなりやすいのが特徴です。

 

私は

・本業

・育児

・家事

という3つの優先事項があります。この3つを差し置いてトレードを優先するのは犠牲が多くなると考えました。

 

また先物やオプション、タイミング投資は「期限」があります。

期限以外は意識しなくて良いのですが、期限至近に本業が忙しくなったら、子供が熱を出してフォローが必要になったら・・・。貴重な機会を逸してしまう、損害が出るといったリスクがあると考えました。

 

次に自分に向いていないと思ったのはバリュー投資です。

 

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バリュー投資に関しては以前より取り組みとして難しいとの見方をしています。

(バリュー銘柄への投資とは異なります)

バリュー投資の鍵を握る財務諸表の分析、企業研究、適正株価の見極めなど「時間をかけないといけない要素」が多いバリュー投資に本腰を入れるのは難しいと判断しました。

 

次に成長銘柄への集中投資です。

 

理論的には少数の銘柄に多くの資金を投じることで、その銘柄がハイパーグロース株のような超成長株になれば多くの収益を手にすることができます。つまり「目標にいち早く」到達することができます。

 

分散するとその分1つ1つのボリュームが小さくなるのでプラス・マイナスの幅も小さくなります。これはリスクの分散にはなりますが、収益を狙う場合は阻害要因になるというのが集中投資を指示する方の考え方です。

 

この考え方自体は私も良いと思いますが、自分が実践するにはハードルが高いと感じています。というのも家計を支える身でもあるからです。家計における資産形成を投資の主軸として考えている以上、必要以上のリスクを背負うことは難しいと考えています。

 

ごく少額を変動幅(ボラティリティ)の大きな商品に投入するアイデアは持っていますが、投資方針の主軸にするのは厳しいと判断しました。時間を味方につけて時間×成長性による資産形成を目指したほうが合っていると考えました。

 

<では、どうするか?>

・インデックス積立のパッシブ運用

確定拠出年金(将来はiDeCo)とNISA

をベースに

・グロース銘柄の決算投資

・王道銘柄の長期保持

を軸にした投資を行います。

 

インデックス運用とNISA,iDeCo(確定拠出)は言うまでもなく、資産形成の基本・ベースとして用意するもので将来への備えになります。

 

メインは

・決算投資

・王道銘柄投資

です。

 

決算投資は

 

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広瀬隆雄さん(じっちゃま)が提唱する決算原理主義を元にした投資です。

・EPS

・売上高

・ガイダンス

の3つが

・コンセンサス予想を上回ったらキープ

・どれか1つでも下回ったら売却

というものです。

 

この投資に適しているのは成長途上の若い会社(グロース銘柄)です。

IPOしたばかりの企業、IPO後数年経過した企業はまだ実績不十分なので、「実績の裏付け」が必要です。この裏付けに該当するのが決算です。

 

好決算を連続で出す銘柄はzoomのように市場評価が高まり、株価が上昇していきます。決算は必ずしも株価と連動しないですが、グロース銘柄の売買基準として非常に明確なものと捉えています。

 

また決算は3ヶ月に1回(米国株の場合)なので、売買判断のタイミングは3ヶ月に1回。残りの期間は安心して過ごすことができます。また株価の上下動に一喜一憂しなくて済むメリットがあります。

 

決算原理主義は決算を一度でもしくじったら手放すシビアな投資方法なので、そこをためらわないようにすることが鍵を握りますが、対象銘柄をグロース銘柄に絞ることで後述の王道銘柄投資と組み合わせて迷わずに対応できると考えました。

 

そしてタイトルにある王道銘柄への投資です。

 

王道銘柄とは言い方を変えれば「ベタな銘柄」です。アップル、P&G、マイクロソフト、アリババ、任天堂などなど100人聞いたら、99人は間違いなく知っているようなドメジャーな銘柄です。

 

知名度だけではなく、実績も十分。10年〜20年以上業績が良い状態が続いていてEPS、ROEキャッシュフローといった数字が申し分なく右肩上がりといった銘柄が該当します。

 

王道銘柄のもう一つの特徴。それは常に割高ということです。

人気・知名度が高い銘柄は手を出しやすいので買われやすく、買いやすい価格に落ちることがほとんどありません。このため常に「今買うのは待った方が良いかも?」とブレーキがかかりやすいです。

 

なので、個別株投資家は掘り出し物、割安株を探すケース傾向があるのですが、ここに異議を唱えたいと思います。王道銘柄を「長期的に伸びていく有望銘柄」と定義して、タイミングを意識せずに購入して長期に持ち続けることで利益を得るというものです。

 

 

コアはインデックスと王道銘柄、サテライトにグロース銘柄を据えて

・タイミングを重視せず

・良い銘柄の購入を躊躇せず

・優先度高い取り組みを優先する

この3つの実現を目指します。

 

まずはこの取り組みの整備をして、軌道に乗ったところで具体的にどういったところをターゲットにするかを紹介できればと考えております。具体的な銘柄を挙げていくのはフラグを立てる形になるのでやらないかもしれませんが・・・。