ポートフォリオの銘柄数は永遠なる議論のテーマ。
集中投資と分散投資は常に議論の対象であり、半永久的に交わらないもの。
エントリータイミングと同じで絶対的な正解、完璧主義に応えられる理論はないのかなと思います。
ただ、原理原則はあります。
資金を短期間で膨らませたいなら集中投資しかありません。その代わりダメージが大きくなることは受け入れないといけない。
最適な銘柄数と言われる7〜10、あるいは10〜15といった一定数に絞り込めば適度に分散されてかつ当たりがあれば収益も膨らみます。ただ銘柄を取捨選択する手間はかかります。何かを諦める葛藤と戦わないといけないし、より良い銘柄が出てきたら入れ替える必要がある。
保有銘柄数の上限を理由に、買わない選択をするのが嫌であれば保有銘柄数をとにかく増やす考え方もあります。バイアンドホールドするなら銘柄数にこだわらずにマイファンドを作る要領で増やす手もありますが、管理・フォローが大変です。どうせ売らないから管理しなくて良いと開き直るのも手ではあります。
どのメリットを採用するかをきちっと考えて決めるのが1番なのかなとは思いますが、ずっと悩み続けるんだろうなと。悩みたくなかったらインデックスに絞ればよいわけですし。