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コロナワクチン承認動向、長期金利動向による投資シナリオについて

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200記事目です。

 

https://r.nikkei.com/article/DGXMZO66016210Z01C20A1EA1000

 

コロナワクチンに関して大きなニュースがありました。ファイザー社のリリースなので、これによってコロナ禍終了と短絡的に決めつけるのは良くないですが、着実にゴールに向かいつつあることは窺い知れます。

 

一方で大統領選挙がバイデン勝利で実質的に決着し、今後の政策面での方向性がクリアになったこともマーケットには追い風になっています。

 

政治とワクチン、この2つの追い風が

景気循環銘柄の上昇

金利の急上昇

・ハイテクグロース銘柄の大幅下落

という現象を招き米国株界隈はお祭り状態になっています。

 

ただ忘れてはいけないのはワクチンはまだ「承認されていません」

 

シナリオとして

・ワクチン承認

・ワクチン否認

・ワクチン効果なし、副作用の影響大

といったパターンがあり得ます。

 

長期金利も同様でワクチン承認され、経済が活性化すれば期待感から上昇の可能性がある一方でワクチン否認された場合一気に冷え込む可能性があります。

 

つまり、

1.ワクチン承認→長期金利上昇→ハイテクグロース銘柄急落+バリュー、シクリカル銘柄上昇

 

 

2.ワクチン否認→長期金利下落→ハイテクグロース銘柄上昇+バリュー、シクリカル銘柄停滞

 

の2つの基本シナリオが待ち受けています。基本と書いたのはニュースや情報の飛び交い具合などにより現象が混在する可能性があるからです。

 

 

さて、上記のシナリオで最も大事なことはどちらになるかを「予想すること」ではなく、「どちらに転んでも良いように備えておくこと」です。

 

 

起きてから動いたら遅いと先回りするのではなく、じっくり観察して満を辞して手を打つ。それぐらいの構えで予断を持たずに臨むのが最善だと考えます。

 

また、何にしてもインデックスは揺るがないですし、好決算の力強い銘柄はジャンル問わず保持した方が最終的には良い結果に繋がると思います。

 

焦りは禁物。祭りは最後に参加するで良いと思います。