物凄い久しぶりの更新です。
他にやることがあって、更新する時間がなかったというのが正直なところです。
とりあえず落ち着いたので更新再開です。
当面は軽いネタでリハビリをします。
9月・10月は大きな調整が何度も入り上げ下げを繰り返していました。
そこで行ったのは
・自動投資、個別購入した株式はそのまま継続
・一部売却してキャッシュポジションを増やす
この2つです。つまりリスク回避の姿勢を少し強めたというわけです。
効果はあったと思います。
キャッシュがあることで、ポートフォリオ全体の変動幅が軽減したのに加えて増やした資金を10月下旬から買い増し資金に活用したことで今週の反転上昇に対応できました。
じっちゃまがYouTubeライブで度々言っていたキャッシュポジションの調整によるリスクコントロールは割と簡単に実施できるやり方だと思います。簡単だけど効果は絶大です。
投資におけるリスクコントロール方法は色々あります。
・アセットアロケーションの調整(例えば債券や金を増やす)
・ショート(売り)によるヘッジ
・レバレッジを効かせた商品を保持することによるヘッジ
・オプション取引によるヘッジ
このうち最もポピュラーなのはアセットアロケーションの調整です。
ただ現状債券購入はメリットが低いです。金利が大きく下がってしまい、今から購入するには利幅が低く株式下落をヘッジする役目を果たさないためです。
株式下落に備えるとしたら今は金(ゴールド)が適切な投資先と言えると思います。ビットコインが猛追していますが、基本は金です。
レバレッジ商品、例えばベア型ETFは株価が下落したときに上昇するETFですが上昇局面ではひたすら価格の下落に耐えないといけません。
オプション投資はやり方次第で買い持ちするよりも収益を効率よく挙げられます。ただし、想定通りにトレードできることが前提で予期せぬ事態に想定通り機能しないリスク(システミック・リスク)の懸念がつきまといます。
長期金利の上昇や業績悪化など状況が思わしくない時には機動的に動けるようにしたいので、できれば短期間にさくっと調整できる方法が望ましくその点でキャッシュポジションの調整はお手軽というわけです。
キャッシュを持つことで
・想定通り下落した場合は持っているキャッシュを投資資金に充てられる
・資産全体の大幅下落を防ぐことができる
というメリットが得られます。
デメリットはキャッシュ比率が高い状態が長く続くと、投資機会損失となる点ですがこれに関しては
・自動投資(積立投資)の実施
・インデックスへの投資
によって解消できます。例えば先行きが不透明な局面ではキャッシュではなくインデックスに資金を振り向けておき、落ち着いたらインデックスから個別株などに戻せば良いというわけです。
戻すタイミングが分からない、あるいは面倒臭い場合はインデックスへの投資を継続すれば良いので機会損失は回避できます。
複雑なことをするよりもシンプルに
・現金
・株式
・インデックス
の組み合わせで対応すれば良いという考え方です。ゴールドも保持しておくとより安心ですね。