私のTwitterアカウント(@htashiro1208)
で何気なく呟いた以下のツイートが珍しくヒットしました。
フォロワーはまだ200人行っていないので反応する方がいらっしゃれば良い方なのですが、急に反応が伸びて来たのでびっくりしました。
ここでツイートしたのは投資関連のブログで有名な方
りんりさん
バンガードS&P500ETF(VOO)に投資するりんりのブログ
東大バフェットさん
東大バフェットの米国株式投資ブログ
の記事を拝読して良いなと思った点を整理したものです。
私は
・全世界
・全天候型
に投資することを資産作りのベースにしています。
全世界投資・全天候型投資をコアにして、それ以外のサテライトで個別株を投資したり仮想通貨を買ったり、ロボアドを試したりと好きなことをやるようにしています。
サテライトがこけても土台(コア)が崩壊しないよう、コア投資に関してはなるべくリスクバランスを重視したものにするようにしています。私のこの考え方に近い要素を持った記事を先ほど紹介した御二方が書かれていました。
りんりさんはVOO(S&P500に連動した海外ETF)に集中的に投資(他は一切なし)されている方ですが、VXUS(米国以外の国のに投資を開始しVOOとVXUSの二頭立てになりました。
これはVOO一本からの変節という訳ではなく、「国際分散」を図ることによるリスク軽減だと捉えています。詳細は上記の記事をぜひご覧ください。
コア投資の選択肢として
・VOO
・VOO+VXUS
という2つが示されています。
東大バフェットさん(実際には東大バフェット・東大グレアムの二頭体制です)は投資を「ロジカル」に分析されている方で、資産拡大・収益拡大につながる様々なアイデアを披露されており、勉強になるブログ・noteを運営しています。
この記事では「VIG(連続増配株のETF)のディフェンシブ性」に着目した上で、QQQ(NASDAQ100に連動したETF)やVGT(ハイテクセクターのETF)を組み合わせたパフォーマンス検証をされています。
VIGを組み合わせたETF投資として
・VIG+ QQQ or VGT
・VIG+QQQ+VGT
(リスク許容度がかなり高い方はVIGを外しても良いと思います)
という形を挙げられています。一番のポイントは3つのETFに共通するマイクロソフト(MSFT)のディフェンシブ性ではありますが。
2つのブログから導かれる解は「資産作りのコアに有益・有効なETF」です。
・VOO
・VOO+VXUS
・VIG
・QQQ
・VGT
これらを組み合わせてリスク許容度に応じて配分調整すれば良いということです。
例えば全世界に投資したければVOO+VXUSでVOOとVXUSで配分調整すれば良いですし、リスク許容度が高く資産変動の大きさを許容できるのであればVIG+QQQ+VGTというチャレンジングな組み合わせ(現状IT・ハイテクは下落幅が低く、この組み合わせはある種ディフェンシブでもあると思います)を選択すれば良いということになります。
私はこの5つに
・VT
と
・VTI
も含めたいと思います。
VTは全世界に投資するETFです。分かりやすく言えば「たった一手で全世界へ投資することができるお手軽ETF」です。投資対象国のバランスはバンガードに委ねられますが自力で調整する手間が省けるので全世界投資を負担なく継続するのに適しています。
VTIは全米に投資するETFです。VOOとの違いは中型株・小型株が含まれているかどうかの違いです。分散度合いの違いではありますが、長期的に見た場合「VOOとVTIの差はそれほど大きくない」と捉えています。
もはや差を見つけるのが難しいほどです。
ちなみにPortfolio1がVTI、Portfolio2がVOOです。
ということで雑な言い方ですがVOO一本でもVTI一本でもVOO+VXUSでもVTI+VXUSでもどちらでもOKということです。お好きな方を是非選んでください。
<まとめ>
仮にあなたの資産作りポートフォリオを株式1本で構築する場合
りんりさんに倣うなら
・VOO
・VOO+VXUS
東大バフェットさんに倣うなら
・VIG+QQQ or VGT
・VIG+QQQ+VGT
さらに
・VT
・VTI
という選択肢を提示します。投資診断士として自信を持って紹介することができるラインナップでもあります。
さて冒頭で私は
・全世界
・全天候型
と書きました。全世界は上に挙げたVTやVOO+VXUSで実現できます。グローバル展開している企業を中心にアメリカにベットするのであればVIG・QQQ・VGT・VOOを組み合わせるかどれか1つに集中すれば実現できます。
では「全天候型」はどうやって実現させるか。
これはここまでの話とは変わってきますので別の機会に説明します。
最後に
りんりさん、東大バフェットさん有益な情報ありがとうございました。
この場を借りて御礼申し上げます。