コロナショックに揺れている今は「投資を始めるチャンス」です。
でも投資を始めようと証券口座を開設したは良いものの、何をどれぐらい買ったら良いかが分からないという方も多いと思います。
いわゆるポートフォリオ構築のところで悩む方が多いです。というのもあまりにも情報があふれ過ぎているからです。ある程度興味を持つと書籍・雑誌やネット検索などで情報を探します。おすすめの株は何か、債券とは何か、今は金を買うべしなどなど。
それぞれの方がそれぞれの立場で語るため、表に出てくるメリット・デメリットは人ぞれぞれ自分のポジション・考え方がベースとなってきます。弊ブログも同様です。
投資の本質的な部分はそれを提示した人の原著に触れる必要があるのですが投資を始めたばかりの人がそれを見るのは困難です。
なので何をどうしたら良いか悩む方も出てくるというわけです。
<悩まずに済む最も優れた方法とは?>
ではどうしたら良いか?
答えは簡単で「成功している著名投資家のポートフォリオをパクれば良い」のです。
実はアメリカでは一定以上成果を上げている投資家は自分の資産状況、ポートフォリオを公開する義務があります。日本でも政治家などは資産状況を公開していますがそれと同じです。
バフェットのポートフォリオを見たければ「バフェット ポートフォリオ」で検索すれば出てきますし、著名投資家のポートフォリオも検索するとすぐに出てきます。
つまり自分が気になる投資家が株・債券・ゴールド・実物資産にどの程度の割合で投資しているか(資産配分:アセットアロケーションと言います)は簡単に調べることができます。
そして調べた資産配分は「パクって良い」のです。何故ならポートフォリオには著作権がないからです。
具体的な銘柄に関してはそれを買ったタイミングが違うので完全コピーは困難です。公表までには時間差があるからです。でも資産配分に関しては大きな時間差は生じないので(成功した投資家が資産配分を大きく変更するのは結構難しいです)真似する価値はあります。
もちろん自分なりに考えても良いのですが、投資スタートアップ段階の資産配分は成功者にならって「さっさと始めた方が」良いです。投資、特に積み上げ型の資産作り投資は早く始めた方が圧倒的に優位なので、悩むより始めた方が吉です。
特に
・相場が大きく下がった後
・今後が不安な状況
である今は大きなチャンスです。今後さらに大きく下がる可能性がありますが、目先を気にせず10年・20年スパンで投資をする部分についてはチャンスと捉えるべきです(反対に目先だけを考えるのであればもう少し慎重に判断するべきです)。
<では誰を真似すれば良いのか>
海外のサイトですが、様々な著名投資家のポートフォリオの内容とパフォーマンスを研究しています。
その中で長年の資産運用結果が示されています。
結果は・・・
ほとんど変わりませんでした。
赤のグラフはパーマネントポートフォリオと呼ばれるもので株式・債券・実物資産・現金に25%ずつ投資するものです。それが幾らか劣後していますが、あとは大差ないです。
つまり誰をパクっても(ネット上の個人投資家でなければ)全く問題ないということです。
スタートアップの後押しになれば幸いです。