たまたま除いたら4/2にETF of the year 2019が決まったとの記事を見つけました。4月に発表というのも変な話ですが、それは
こちらは年末に決まるからそのイメージがあるからだと思います。こちらは投資信託のベストを決めるものです。
ETF of the year 2019の前にETF.comについて少し解説します。
文字通り「ETF」を中心にした金融ニュースポータルサイトです。国内の証券会社で扱っていないETF含め全世界のETFに関しての分析をみることが出来ます。
例えば「SPY(S&P500に連動したSPDRのETF)」に関してはこんな感じです。
日本語対応していないので、Chromeで見てください。
・構成企業、構成配分
・セクター配分
など詳細分析していますが、地味に良いのが「同じ内容のETFを確認することができる」点です。ETFはS&P500にしてもSPYとVOOとIVVなどありますが同じベースのETFでも経費(信託報酬)や構成内容などが異なります。
同種のETFを並行してチェックして「より良いETF」を見つけることができれば、投資効率が上がります。またETFはセクター配分・構成企業に「クセ」が出るので自分好みのETFを見つける際の参考になります。
<ETF of the year 2019に輝いたETFとは?>
記事を見るとほとんどが初めてみるETFばかりです。奥が結構深いです。
日本の投資信託も調べると色んな種類があって驚くのですが、それと同じことではありますが投資信託よりも種類が豊富な印象を受けます。
ただETF of the year2019に輝いたのは知っているETFでした。
それは何と「BNDX」でした。
BNDXは「バンガード・トータル・インターナショナル債券ETF(米ドルヘッジあり)」です。
これはアメリカ以外の債券市場全体に投資するETFです。アメリカのみはBNDです。
つまり、BNDとBNDX両方購入すると世界全体の債券市場に投資したことになります。
なお、日本ではまだ扱っていないですがBNDWという全世界の債券市場に投資するETFは既にあります。ETFは購入銘柄数が増えると積立をするにも単価が上がってしまうため、本来は少ない方が望ましいのですがこればかりは仕方がないですね。
BNDXは日本・欧州を中心にドル建て以外の債券に投資できます。
メリットとしては
・毎月配当
・値動きがマイルド
という点があります。パフォーマンスはBNDよりも優れているので、債券ETFの購入でこれという決め手がない方は検討してみてはいかがでしょうか。