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【資産作り投資】グローバルに全世界に投資する

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資産作り投資(市場平均狙い・インデックス投資により、確実に資産を増やすための取り組み)では

 

・SPTM

・IEF

・VGLT

IAU

に積立投資をしています。

 

これをもう少しグローバルにバランス調整します。

具体的には「アメリカ中心からの脱却」です。

 

<そもそも何故この4銘柄だったのか?>

資産作り投資の考え方のベースはレイダリオの「全天候型ポートフォリオ」です。

これを自分なりに少しアレンジしたものです。

 

構成は

・株式:30%

・中期債券:25%

・長期債券:30%

・金:10%

コモディティ:5%

というものですが、日本の証券会社でコモディティインデックスのETFを扱っていないため、金をコモディティと同じ扱いにするなどアレンジをしています。

 

あとは積み立てるにあたって毎月の積立金額の問題もあり、レイダリオの推奨銘柄ではなく多少は変えています。

 

<今はアメリカ一強状態>

2019年は市場においてはアメリカの一強状態でした。

・ダウ平均

・ナスダック

・S&P500

がいずれも最高値を更新し続け、さらに伸びているという状況です。

 

これに続く国や地域が出てきませんでした。

欧州はブレグジットの問題があり、景気の停滞がありました。

中国はアメリカに目の敵にされているのもありますが、成長率が落ち込んできています。

東南アジアやインドは勢いがあるとされていますが、順調に右肩上がりとまではいきません。BRICsは常に「次に来るところ」扱いです。

 

ということで素直に成長性に乗っかるのであれば、アメリカに乗っかるということになる訳です。

 

逆張りではなく、リスクヘッジとしてのグローバル化

順張り、逆張りで言うと

順張り:アメリカに集中投資

逆張りアメリカ以外に軸を置く

と言うことになります。

 

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VWO:新興国株式に投資するETF

ですが、結構波があります。

 

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こちらはヨーロッパ全体に投資するVGKというETFです。

2008年ごろにピークを迎えて以降、その山を一度も越えていません。

 

ということでアメリカ以外の市場はざっくりですが、「割安」です。

 

アメリカ以外の市場に投資するのは現時点だと逆張りということになります。

 

ですが、考えておかないといけないは「カントリー・リスク」かなと思います。

 

地政学的リスク

・国際問題リスク

・経済情勢の変化

・大統領選挙

・政治情勢リスク

など不安要素はありますが、これらを気にするよりは「最初から備えておけば良い」という考えです。

 

<資産作り投資のポイントは長期にやること>

資産作り投資は長期に継続することを前提にしています。

 

なので国際情勢や各国の情勢を都度気にするというよりも数年・数十年スパンで考えていかないといけないので、あらゆることが起きても大丈夫なように備えておくことがポイントになってきます。

 

長期に継続するためには資産ポートフォリオのバランスも大事ですが、そこに国のバランスも絡めて「資産作りが長持ちするポートフォリオを目指します。

 

具体的には株式や債券のうち

アメリカに割り当てていた分を落とし

・欧州や新興国に割り当てる

といったことを行います。

 

<今の欧州、新興国の状況は?>

アメリカの株高は経済状況の好調さ以上に、金融政策によるところが大きいです。

 

それはアメリカだけではなく、欧州や新興国の投資環境にも影響します。

お金がジャブジャブに出ている状況で、投資家が安心して投資できる環境が重なると同じく株高になっていきます。どの国も景気が上向きであることを狙っていますので、できれば乗っかりたい訳です。

 

欧州も新興国も今は上向きに伸びています。

 

ポイントはそれは続くか、過去の最大値を越えてくれるかだと思います。

その後アメリカが落ち込んだ際に、欧州や新興国が代わりに台頭するかといった部分にも繋がって行きます。

 

世界同時不況のような状態にならない限りは、どこか伸びているエリアがあれば大きくポートフォリオの資産が落ち込まないようにすることが全世界に投資することの狙いです。