NISAは
・一般NISA
・つみたてNISA
・ジュニアNISA
の3種類あります。
ジュニアNISAは2023年で廃止になる可能性が高いので除外するとして、一般NISAかつみたてNISAのどちらかを選択することになります。
非課税対象枠の多さと商品の選択肢の多さから一般NISAを選んだ場合、問題点が1つあります。
それは
どれを買ったら良いか迷う
点です。
今回は筆者が思うNISAで買うのにオススメの商品を紹介します。
具体的な銘柄は紹介できないですが、どういった特徴の商品を購入したら良いかを紹介します。
ポイントは
・3~5年間売却しなくても良いと思う商品(銘柄)
・将来性があり最終的に収益が右肩上がりになる商品(銘柄)
です。
NISAのメリットを享受する方法は2つあります。
・短期的に上昇する商品を購入→収益を得たらすぐに売却する
・長期的に時間をかけて上昇する商品を購入→NISA有効期間中保持して、5年経ったら売却(もしくはロールオーバーしてさらに長期間保持する)
NISA枠を使って購入した商品がマイナスになった場合のメリットはありません。損益通算ができず、仮に確定申告したとしてもマイナス分(損失)は活用できないからです。さらにNISA枠も減少するため、メリットなしというわけです。
ということで出来る限りプラスで終わらせることが望ましいのですが、短期的なトレーディングで稼ぐというのはなかなか難しいです。
となると長期的に保持してプラスを狙う方が確率が高まるわけですが、これに適した商品は
・投資信託
・ETF
の2つです。
ある程度投資の勉強をしていて、銘柄の特徴・傾向を把握している方は
・景気サイクル、金利などの経済状況を踏まえて先々伸びると予想される銘柄
・ボラティリティが低い銘柄(高い銘柄は先が読みにくく上級者向け)
・購入時点では伸びていないが、今後上昇が期待される銘柄
・高配当の銘柄
などを選ぶことで、個別株でも一般NISAのメリットを享受することも可能です。
ただまだ投資のことがよく分からない、始めてある程度時間は経ったもののまだ資産拡大する途上の段階という方にとっては「どう転ぶか分からない状態」は回避したいと思うはずです。
そこで投資信託やETFの出番というわけです。この2つの商品は
・大きく稼げるわけではない(稀に例外あり)
・インデックス運用であれば長期的に市場平均のパフォーマンスが期待できる
という特徴があり、時間をかけてプラスを増やしていく(その代わり暴落時の下落を防ぐ)ことによって収益を得たい一般NISAに適しているということです。
・手数料がかからないこと(ネット証券会社(マネックスやSBIなど)では手数料がゼロの投資信託・ETFを扱っておりお得です。「ノーロード」がキーワード。)
・信託報酬が低いこと(0.5%以下、できれば0.3%以下)
・インデックス運用であること
といった条件に合う商品を選びましょう。
これらは
・ランニングコストを抑える(長期運用前提のため)
・リスクを抑えて成功率を高める
ために必要な条件です。
NISA枠を活用してなるべく手間がかからず、かつ迷わずに収益を得らえる確率を高めるのであれば「好調な国のインデックスに連動した投資信託もしくはETF」という選択になると思います。2019年末の今であればアメリカ1択になります。
少しリスクが上がっても良い、あるいは今後上昇する国や地域など勉強して予測したい方は新興国であったりハイテク株に連動した指数を扱うものであったりと少し視野を広げて選んでみると良いと思います。
そうすると
理解が深まり投資を面白いと感じるようになる
↓
長続きする
↓
収益を得られる可能性が高くなる
というサイクルが発生するようになります。
面倒なら米国一択、手間がかけられるなら日本も新興国も含めて調査してみましょう。