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投資、資産運用を中心になるべく分かりやすく語ります

コア・サテライト投資

 

1.投資方針〜コアとサテライト

私の投資方針は「コア・サテライト戦略」をベースとしています。

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コア・サテライト戦略のイメージ

例えばコア投資はローリスク・ローリターン、サテライト投資はハイリスク・ハイリターンの商品を選択するといった異なる方針を組み合わせる投資法です。私は少しアレンジをしています。

 

(akahisiのコア・サテライト戦略)

コア投資:手堅く運用、積立で投資し安易に売却しない。

サテライト投資:リスクを取る運用(リターンを狙う)、スポットで購入し状況によっては売却して利益確定・損切りを行う。

 

さらにコア投資をに2種類に分けています。

 

コア投資その1:S&P500に連動したETFインデックス投資+経済状況に応じた投資

コア投資その2:全天候型ポートフォリオ

 

コア投資その2の全天候型ポートフォリオを「コアの中のコア」と位置付けることにしました。

 

2.コアの中のコアで老後に備える

全天候型ポートフォリオとは

 

www.enjoy-investment.net

こちらで紹介したSPTM(株式)・IEF(中期米国債)・VGLT(長期米国債)・IAU(金・コモディティ)の4つのETFに毎月積立を行っているのですが、このETFリバランス以外では手をつけないようにし、資産の拡大を図ります。

 

コアの中のコアの狙いは「老後の備え」いわゆるじぶん年金です。

 

私は会社の規定で企業型確定拠出年金(DC)とiDeCoの併用ができないため、iDeCoの代わりを果たすものとして全天候型ポートフォリオを活用することにしました。

 

全天候型なので経済状況の変化を気にする必要がなく、下落幅を小さくして安心を得ることを狙いとしています。

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私の全天候型ポートフォリオ vs S&P500

2011年からのバックテストの結果です。

 

Worst Year(一番下落した時の下落幅)は-2.06%。S&P500のインデックスよりも下げ幅が小さいです。ただし、Best Year(一番良い年の上昇幅)はS&P500に負けているので「長く続けること」により利益が得られればと考えています。

 

3.コアは資産作り、サテライトは楽しむ投資

コア投資その1は

・S&P500に連動した投資(SPYの積立)

・ハイテクセクターへの投資(VGTへの投資)

・経済状況に応じた投資(今だと金・銀への投資)

です。

 

※S&P500:アメリカの大企業500社を対象した株価指数のこと

 

オーソドックスではありますが、経済を牽引するアメリカの経済成長力を活かしたいという狙いです。かのウォーレン・バフェットは個別銘柄投資を基本としていますが、妻にはバフェットが亡くなった際にはS&P500と債券に投資するよう遺言したと言われています。

 

もう1つは経済状況に応じた投資です。

 

2010年代は株、とりわけ米国株が好調でした。好調がいつまで続くのかはわからないですが個人的には「そろそろ不況に備えた方が良い」と考えています。

 

好調な米国株の良さも取り入れながら、その裏でせっせと不況への備えをするという形にしています。今は金鉱株ETF(GDX)と銀ETF(SLV)に投資をしています。

 

不況への備えと位置付けているETFは実際に不況となった場合、「値段が上昇」することが期待できます。期待通り値段が上昇したら、これを売却しその時値段が下がっているはずの米国株に振り替えて景気回復を待つというものです。

 

不況→好況の時は株式と金・銀の位置付けが反対になりますが株式ETFは積立を継続することで複利効果が期待できるので、こちらは売却ではなく積立ペースを調整するようにします。

 

コア投資は資産作りを目的としています。経済状況の影響を最小限に食い止める構えをした上で時間をかけて資産を増やしていければOKという方針です。

 

これに対してサテライト投資は趣味の世界に近いです。

 

資産作りはともすると退屈で単調になりがちです。

退屈で単調だと続かない恐れがあります。

 

なので自分が興味あるもの・良いものに対して投資することで「投資を長く続ける」ことができればと考えています。

 

サテライト投資と位置付けているのは

・個別銘柄への投資

・仮想通貨(ビットコイン)への投資

具体的銘柄となぜこれをサテライトと位置付けたかは別途解説します。

 

銘柄を分析したり、その銘柄がどう伸びていくかを見ていくのは楽しみでもあるのでこれを「楽しむ投資」と位置付けて興味を持って投資・資産作りを行う。さらにできれば資産拡大に貢献してくれれば言うことなしです。